助詞:「ために」と「ように」


1.「自分の能力範囲」


自動詞と他動詞と同じく、「目的」にも「人為」と「非人為」二つ概念があります。


「ために」は自分がコントロールできることで、
「ように」は自分の能力範囲以外、コントロールできないことです。


もっと簡単に言えば、これは「自分の力で手に入れるかどうか?」、
或いは「勝手にあきらめるかどうか?」で判定することです。


できるなら「ために」を使いて、できないなら「ように」を使います。


例ー:結婚写真で綺麗に見えるように、ダイエットをしています。


「綺麗に見える」自分が綺麗になるかどうか、コントロールできることですか。
整形ではあるまいし、突然美人になることができますか。
(「化粧したら美人になる」は、「もともと美人」という大前提があると思います。)


そして、「綺麗に見える」は自分で判断することですか。
自分がどんな顔でも決して自分が「醜女」とは言えないです(もちろん、美人でも言えないね)。
だから、「綺麗に見える」は他人が自分に与える評價です。


結論、「綺麗に見える」は「ように」とつけます。


例二:ゲームや漫画を買うために、色々節約しています。


値段が高いゲームがあるけど、安いゲームもたくさんあるから、
節約してゲームや漫画を買うのは自分の力でできることです。


だから、ここは「ために」を使います。


2.「他動詞の転換」


しかし、「子ともを育てる」の場合は?
子ともを捨ててもダメし、大変だし、だから「子ともを育てる」は「ように」にします。
が、「育てる」は他動詞です。「ように」とつければ、ちょっと微妙です。
だから、ここは可能形の「「育てられる」に転換します。

例三:三人の子ともを育てられるように、毎日朝から晩まで働いています。

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