動詞:「継続性」と「瞬間性」


動詞の中では「状態を表す動詞」と「動作・できごとを表す動詞 」のように分けでいます。

1. 状態を表す動詞

「ある」「いる」「要る」「できる」、可能動詞などの動詞は状態を表す動詞です。

2.動作・できごとを表す動詞

そして、動作・できごとを表す動詞の中にも
「継続動詞」と「瞬間動詞」二つの使い分けがあります。

例一:食べます->食べています->食べました

「継続動詞」は継続する動作やできごとを表します。
(「考える」「待つ」「話す」など)

例二:立ちます->立ちました->立っています

「瞬間動詞」は主体が瞬間的に変化する動作やできごとを表します。
(「終わる」「落ちる」「落ちる」など)

3.「ている」の使い方

例一:森子が本を読んでいます。

「(継続動詞)+ている」で、できごとや動作が継続していることを表します。

例二:りんごが落ちました。 りんごが落ちています。

「(瞬間動詞)+ている」で、変化の結果の状態が継続していることを表します。

4.動詞の後に続く形

継続的なことか、瞬間的なことかの違いは動詞の後に続く形から判定します。
「ている」「てある」「続ける」は継続的なことです。
「始める」「終わる」は瞬間的なことです。

※「ている」と「てある」の使い分け

例一:電気がついています。

例二:電気がつけてあります。

例二の「つけて」は目的があるから、「てあります」をつけました。

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